宝くじには税金がかからない?!理由を知れば納得!
一攫千金の夢!
宝くじに当せんしたい!
テレビのニュースで、高額当選者の話題に
なるたび、果てしなく妄想が膨らみます。
もし、当たったら、どう使おうかなー、
なんて、買ってもいない宝くじに夢を
馳せるのは、いつものこと。
○億円、なんて、大金が一度に手に入ったら
人間どうなっちゃうんだろう・・・。
いや、待って。
宝くじのお金って、全額丸々が手元に
入ってくるものなの?
宝くじだって、一応収入になるんだから、
税金もかかるんじゃないかと、当たっても
いないのに、不安になる始末。
だとしたら、かなりの大金を税金として
払うことになるのかしら?
宝くじに当たったら、税金ってかかるの?
モヤモヤをこの機会にはっきりさせるべく、
調べてみましたよ♪
所得税や住民税は課せられるの?
せっかく当せんした宝くじ、その年の収入に
加算されるのでしょうか?
所得に応じて税金が課せられる、所得税。
たくさん稼いだ人には、それなりの課税が
待ち受けているものです。
宝くじの当せん金の扱いについては、
宝くじに関する法律「当せん金付証票法」に、
このように記されています。
「所得税は課さない。」
なんと、太っ腹!
当せん金は、所得に見なされないので、
申告する必要もないんですね。
住民税もかからない?!
さらに言うと、宝くじで当せんした分の
住民税もかかりません。
住民税というのは、前年度の所得を基に
計算される税金です。
当せん金は、所得として見なされないので、
所得税も住民税も課税されないんですよ。
嬉しいですよね。
ま、当たればの話ですが。
しかし、当せん金や懸賞金が手元に入った
と言っても、喜んではいられませんよ。
競馬やクイズ番組などの賞金、
福引などは、課税対象なので注意です。
不思議ですよね。
なぜ、宝くじだけは課税されないのか。
それには、こんな理由があるんですよ。
宝くじ当せん金が非課税の理由
実は、宝くじには税金が上乗せされて
販売されているんです。
「宝くじ税」といって、宝くじ本体金額の
40%が税金として、上乗せされています。
同じ仕組みの商品が、たばこやお酒です。
余談ですが、タバコに至っては、販売金額の
60%超が税金なんですから、驚きですよね。
つまり、宝くじを購入する全ての人が、
税金を支払っているんです。
当せんするか、しないかはわからないけど、
購入する段階で納税してるので、当せん時に
あらためて納税しなくてもいいのですね。
ちなみに、ジャンボ宝くじは300円ですが、
その内の120円が税金分になります。
宝くじは、ほとんどが税金なんですね・・・。
まとめ
もしも、宝くじが当たって当せん金を
受け取るチャンスがあるとしても、
税金がかかる心配はないんですね。
よかった、よかった。
しかし、思わぬ落とし穴もある、とのこと!
それは「贈与税」の存在です。
当せん金を誰かに分配する場合、贈与税が
かかる恐れが出てくるんですよ。
贈与税は、年間110万円以上の金額の贈与に
対して課せられる税金です。
一般的に、3,000万円以上の贈与になると
最高税率の55%になります。
仮に4,000万円の贈与されたら、これだけの
贈与税を支払うことになります。
=1,800万円
贈与税だけで、1,800万円!
これは、気を付けないといけませんね。
当たってもいないお金のことを、あれこれ
考えてておかしいですが(笑)
もしもの時の知恵袋、勉強になりました♪
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