マンションの売却!手数料の相場はどれぐらい?
私達、今住んでいるマンションを、売却する事に
決めました。
夫の実家に同居するため、一家で引っ越す事に。
やや手狭になってきたので、いい機会です。
そうとなったら、不動産業者にお願いして、
スムーズな、マンションの売却をしたいところ。
しかし、売却金額全てが、手元に入る訳ではなく
不動産業者に、仲介手数料を払う事になります。
この、仲介手数料が、一体どれだけかかるのか、
見当がつきません!
マンション売却時にかかる、仲介手数料!
気になる相場を調べてみましたよ♪
仲介手数料の決まり事とは?
不動産業者と売り主とで、媒介契約を交わすと、
売値などを決定後、広告・ネット・雑誌などを
使って、買主を探すこととなります。
無事に買い手が付き、売買契約が成立すると、
この段階で、仲介手数料が発生します。
この仲介手数料には、宅地建物取引業法で、
決められている条件があります。
- 仲介手数料には、上限額がある
不動産業者が成功報酬として、受け取ることの
できる金額には、決まりがあります。仮に、上限以上の金額を受け取った場合には、
違反行為となります。 - 仲介手数料以外の費用は請求できない
不動産業者が、売買のために行う、一般的な
業務にかかった費用を、依頼者に請求できません。しかし例外的に、依頼者から特別な販促活動を
行うよう依頼された場合の費用は、仲介手数料の
他に請求できます。この場合にも、細心の注意が必要です。
あくまでも、依頼者からの依頼のみです。
この限度額とは、あくまで最大にかかる金額。
一般的には、不動産業者は、限度額最大で、
設定する場合が多いです。
しかし、基本的には、不動産業者と依頼者とで、
仲介手数料について、話し合って決めていくもの。
さて、仲介手数料の上限金額とは、具体的には
どのように定められているのでしょうか?
仲介手数料の法定割合とは?
仲介手数料は、売買金額によって、3つに区分され
割合が決められています。
- 200万円までは、仲介手数料は、5%+消費税
- 201万円~400万円だと、4%+消費税
- 401万円~は、3%+消費税
不動産の価格は、税込金額で表示される事が
多いので、税抜き金額にしてから計算します。
仲介手数料の計算方法は、以下になります。
1,500万円でマンションが売れた場合の
仲介手数料は、
- 200万円までの割合は、5%なので、
200万円×0.05(5%)= 10万円 - 201万円~400万円までの割合は、4%なので、
まず、400万円-200万円= 200万円の部分
200万円×0.04(4%)= 8万円 - 400万円~の割合は、3%なので、
まず、1,500万円-400万円= 残り1,100万円分
1,100万円×0.03(3%)= 33万円
1.+2.+3.=51万円(税抜き)
仲介手数料の合計は、
51万円+消費税分4万8千円=55万8千円!
このように、区分金額に応じて割合が変化し、
その合算が、仲介手数料となります。
ちょっと、ややこしいですかね。
そんな方には、もっと簡単な計算方法が!
もっと簡単な計算方法も
400万円を超える売買金額の場合は、
速算する方式があります!
上記の売買金額1,500万円を例とすると、
1,500万円×0.03(3%)= 45万円
45万円+6万円= 51万円
51万円+消費税4万8千円= 55万8千円!
仲介手数料は、同じになりますね。
売買金額が400万円を超える場合は、この方式が
簡単でオススメですね!
仲介手数料の相場
不動産業者は、法的には上限金額いっぱいを
請求することができます。
しかし、そこは依頼者との話し合い。
計算方法がわかっていれば、その請求金額が、
上限いっぱいなのか、割引してくれているのか
判断できますね。
上限いっぱいの高い金額ならば、値引き交渉を
してみてもいいですね。
また、不動産業者としても、多くの依頼者と
契約したいところです。
キャンペーンとして、仲介手数料半額など、
割引企画のある場合も。
マンションの売却を急いでいないのなら、
キャンペーンを待って、契約してもいいですね♪
また、所有権が変わるので、住所変更などの
登記費用も、負担する事になります。
一般的には、司法書士に登記の手続きを任せ、
登記費用を支払います。
登記費用の相場は、5万円〜10万円が多いです。
マンションの売却時にかかる、手数料の一つ
として、念頭に置いておきましょうね。
まとめ
マンションを売却すれば、かなりの金額が手元に
入ってくることになります。
売却金額が高ければ高いほど、高額な手数料が
発生します。
事前に、どれぐらいの仲介手数料になるのか、
計算しておくと、安心ですね♪
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